意外な落とし穴!女性が保険に入るときのありがち大誤解3つ

お金

社会人になったり結婚したりするタイミングのほか、家計の出費を減らそうと思った際にも「保険を見直そう」と思うことはありませんか? 

保険に入るときには、様々な誤解からあれこれと心配になり、いろいろな種類の保険に入り過ぎたり、特約をつけすぎたりして、思った以上に月々の保険料が高くなってしまう場合があります。

そこで今回は、女性が保険に入るときに誤解しがちな点を3つ、お伝えします!

■1:“女性疾病特約”に入らなくても、女性疾病はカバーされる

子宮筋腫や卵巣のう腫、乳がんなど「女性特有の病気が心配」という方は多いと思います。その場合、「女性疾病特約に入らないと、給付金がもらえない」と勘違いしている方がいるのですが、それは間違い。

普通の医療保険では、基本的にすべての病気やケガの治療が対象になります(諸条件アリ)。子宮筋腫や卵巣のう腫、乳がんなどの治療や帝王切開での出産も、普通の医療保険で対応されますので、わざわざ女性疾病特約に入らなくても大丈夫。

もし「女性特有の病気を手厚くカバーしたい」という場合であれば、特約を付けるのがいいでしょう。

■2:“先進医療”の治療件数は、年間1万件程度と少ない

「先進医療は300万円くらいの医療費がかかります」という話を聞いて、「先進医療特約も付けた方がいいのかな?」と迷われる方も多いと思います。先進医療特約の保険料は、月々数百円程度と低いのも、魅力に感じるでしょう。

でも逆を言うと、それだけ低い保険料を払うだけで、いざというときに300万円もかかる医療費をペイできるほど、治療件数が少ないとも言えるのです。実際、日本人が1年間に先進医療を受ける人数は1万人程度。日本人は約1億人いますので、1万人に1人くらいの割合ですね。

それだけ低い割合なので、「絶対先進医療特約を付けた方がいい」とは言い切れません。

先進医療特約に過度に期待せず、もし不安があれば加入する程度がいいでしょう。

■3:“入院日額1万円”の保険に入っていれば安心、と言うわけでもない

医療保険に入る際には、入院日額について、5千円、1万円などの金額の種類から選ぶことになります。ここで「1万円など、多い方が安心かな……」と迷う方も多いと思います。

ただし、頭に入れておきたいのが、これは“入院した場合に、1日あたりに出る給付金”のこと。つまり、“入院しないともらえないお金”なのです。(保険によっては、入院初日からではなく、入院5日目以降等という条件がある場合も)

なので、日帰りで何度も通院する場合、“入院給付金”は出ません。最近は、入院日数が減少傾向にありますので、入院日額の多い少ないだけでなく、“手術した場合にいくらお金が出るか”や、ガンが心配の場合は“ガンと診断された場合にお金が出るか(=ガン診断給付金)”という点についても、チェックしておくと安心でしょう。


以上、保険を検討する際に誤解しやすいポイント3つをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか? 保険料は月々数千円でも、一生涯入るとなると、かなりの出費になります。自分にあったものに入ることができるように、しっかりチェックしながら検討してみてくださいね。

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