あなたはどのくらい恋愛に依存してしまうタイプですか?
常に恋人がいないと不安になる女性は多くいます。中には、仕事や自分のことはおろそかにしてでも、常に交際相手のことを優先してしまうような恋愛依存症に陥ってしまう人も。
どうして女性は恋愛依存症になりやすいのでしょうか? 今回は、その理由を紹介していきます。
■女性は恋愛依存症に、男性は回避依存症になりやすい
恋愛依存症は、男性よりも女性のほうがなりやすいのですが、男性の場合は、恋愛依存のペアにある“回避依存”になる場合が多いのです。
回避依存症とは、深い人間関係を構築することを回避している人のこと。
例えば、親密な関係になることを回避する人、最初は熱烈にアプローチしたのに自分の手に落ちたとわかると逃げる人、親密さに息苦しさを感じる人が挙げられ、幸せになりたくない症候群ともいわれています。もちろん無自覚です。
とはいえ、人間は両方の依存傾向を持ち合わせており、その依存傾向のどちらが強いか弱いかの違いだけなのです。
この依存傾向の強弱の差は、性格と同じように遺伝的な部分もあるかもしれませんが、ほぼ幼少期の家庭環境によって決まります。
■恋愛依存症、回避依存症になりやすい人の特徴
まず、恋愛依存症になりやすい人の特徴として、以下のような人たちが挙げられます。
(1)両親や養育者から愛された実感のないまま育った人
(2)親などから虐待を受けていた人
(3)両親が不仲で夫婦ケンカしている姿を見てきた人
(4)間違った放任主義から、ほったらかしに育てられた人
(5)愛情の交流のない家庭に育った人などで、常に寂しい思いを抱えて生きてきた人
そして回避依存症には、以下の家庭環境で育った人が、形成されやすいようです。
(1)支配的に育てられた人
(2)親の都合に合わせて生きてきた人
(3)過保護、過干渉に育てられた人
(4)親から偏った愛され方をした人
それでは、なぜ男性は回避依存症になることが多く、女性は恋愛依存症になることが多いのか? これについては、後編でお届けします。お楽しみに!