エントリーシートに特筆すべき経験が無い人は多いでしょう。部活に入っていない、ゼミにも顔を出すだけ、ボランティアなんてしたことが無い、そういう人でも、「力を入れたこと」は探せば必ず見つかります。
■何故、「力を入れたこと」を尋ねられるのか理解する
エントリーシートは人柄を見るものです。また、使える人材か、使えない人材かを振り分けるものでもあります。「学生時代に最も力を入れたことは?」という設問は、どれだけ経験を積み、見識が深いかを、企業側が見る為のものです。
ですから、「私は御社にとってプラスになることをしてきました」というものが、好ましい回答です。
■基本的に「優等生」であれば問題ない
学生の本分は勉強です。それに力を入れたとエントリーシートに書けば、問題はありません。成績が悪く、落第ギリギリであっても、勉強したことにすれば良いのです。あなたが専攻している分野を「頑張っている」、これだけでも構いません。
■ものは言い様
学校での勉強以外、アルバイトや合コンなどに力を入れていた人は、「フィールドワークに力を入れていた」と言い換えます。人間関係の考察、社会の仕組み、流通システムの「現地調査」していたのです。
他、マンガやアニメに浸っていた人は、「世界に誇れる現代日本の文化」を勉強していた、ともいえます。これは成績表では決して見られない「勉強」です。
■具体的な数字を挙げる
ネタが無い人、経験といえるものが無い人は、文中に数字を織り込めば、それらしく見えてきます。
例えば、飲食店のアルバイトに週5回シフトで入っていたとしましょう。一日に何人接客をしますか。何食、作りますか。
接してきたお客様の人数、作り上げた料理の数が、あなたの「経験」です。具体的な数字を挙げ、どれだけ見聞を広めたのかアピールしましょう。
■本当に何もしてこなかった人は
学生時代、最も時間を費やしたものを思い出してください。睡眠でも結構です。見つかったら、何故、それに時間をかけていたのか分析をします。そして、それを企業のプラスになるよう、考えます。皮肉なことに、もしかすると、これが「学生時代、最も力を入れたこと」になるかも知れませんね。
■魅力的なネタが無いのであれば、魅力的な文章を
誤字脱字は論外です。綺麗で正しい日本語でエントリーシートに記入していきましょう。ネタが乏しい人ほど、これに力を入れるべきです。短めの文章で構成していくと、下手には見えません。読点(、)は一回か二回使う程度が、読み手に飽きさせない長さです。
難しい言葉や漢字はなるべく使わず、誰でも分かる言葉で文章をつづります。その方が、読みやすく、伝わりやすい文章になります。普段、使っている言葉が、心を込めやすい言葉です。
■さいごに
あなたの個性が見えればきっと食いついてきてくれるはずです。面接官の疲れを吹き飛ばすような斬新なものを考えてみるのも手かもしれません。


