趣味が無い人でも、無理やり趣味を作ってください。何事も、ものは言い様です。
■趣味を尋ねられる理由
人柄を見る為に、趣味や特技を質問してきます。思想や嗜好を見る為のものでもあります。ですから、法に触れる趣味や非人道的な趣味は、書いてはいけません。政治活動や宗教活動が趣味の人は、その思想が希望する企業にマッチしない場合が多いので、書かない方がベターです。
■趣味を書く際の注意点
「学生時代に最も力を入れたことは?」と回答が重複しないようにしましょう。
例えば、部活でしていたことが趣味であっても、部活について既に書いていたら、別の趣味を探します。
■好きになった理由と魅力
あなたの趣味の魅力を、読み手に伝えられるようにしましょう。これも、セールス能力があるとアピール出来る場です。読み手にも好きになってもらえるような、趣味の説明がベスト。面接時に質問してもらいやすいよう、なるべく簡潔に短い文章で書きます。ただし、熱く語ってはいけません。読み手にとって、どうでもいい趣味の場合、読み飛ばされます。
■普遍的な趣味が王道
映画鑑賞、読書など、普通の趣味は目立たないのではと心配な人は、ご安心を。そのまま書いて大丈夫です。読み手や面接官に同じ趣味を持っている可能性が高いので、奇抜な趣味を探すより、ありのまま書く方が好感度は上がります。
面接官の年齢を考慮し、「野球観戦」「ゴルフ」などと書くと食いついてもらえることもあるそうです。

■個性は説明文で
普通の趣味であっても、その説明で、印象が変わってきます。例えば、映画鑑賞が趣味の人なら、好んで観る映画のジャンル、好きな俳優、監督、脚本家を具体的に挙げていきます。感銘を受けた映画のタイトルを記しても。
これも面接官の年齢を考慮すると話が弾むことも。
年配の方も知っていそうな作品、監督、著者を選ぶと良さそうです。
■読み手が気になる趣味
インターネットを使った趣味は、読み手や面接官にはネットに疎い世代が多いので、興味を引く場合があります。
ネットオークションやチャット、これらを趣味と書いても差し障りはありません。
■さわやかさをアピールするならアウトドア
登山やサイクリングは、幅広い年齢層に愛される趣味です。また、爽快感を味わえる趣味でもあります。なので、読み手に共感を得てもらえたり、フレッシュさを感じさせたり出来ます。車を持っていないから自転車に乗っていた、これでも「趣味:サイクリング」でOKです。ものは言い様です。
■無理やりで良い
趣味はヒマ潰しツールともいえます。ですから、趣味が無い人は、ヒマ潰しにしていたことが「趣味」になります。ゲームでしょうか、テレビ観賞でしょうか。
何にせよ、あなたのヒマを潰してくれるだけの魅力が、それにはある筈です。考えてください。